びゅ〜びゅ〜!
最近まめに書き込んでる自分がちょっと変かな?
昨日は日本海は越前の海へサザエを拾いに行こうと友達と車で出かけた。
名古屋は晴れ!
高速道路に入る。
ご機嫌な曲はEAGLESのLONG RUNで足は快調!
昔、ウインドサ−フィンに出かけるときにいつも聞いてたっけ。
アクセルに自然に力が入る。ふっとスピ−ドメ−タ−を見る。180キロ!
やば、 全方にパトカ−出現!思わず急ブレ−キ。追い越しざまに、スマイル。
追い越した後、バックウインドに向かい中指を立てた。「危ないじゃあ〜ないか!」
ああだこうだと走りながら話してるうちに雨がポツリポツリ、風も出てきた。何かやな予感。
携帯電話で天気予報を聞いた福井県、大雨、雷、洪水注意報が出てた。
連れが聞いた。「何て?」スマイルで答えた「曇りところによって豆」と答える「何だそりゃ」連れが言った。とりあえず二人とも笑顔で走り続けた。
現地に着くと雨もやみところどころに日の光が。声をそろえて言った「おお!マイ サンシャイン!」
周りに人がいたが、そんなことは気にせず二人ともすツルンとパンツを脱ぎさっさと海パンに着替えた。(友は赤のTバック)
水中メガネに足ひれ準備OK!瞬間、雨が降り出した。
背中を刺す雨だ。
お互いに向き合いニコッ笑いそして海を見る。もう笑うしかない。
その後、サザエポイントを見た。カフェオレのようである。
二人たたずむ俺たちは海人ORただのバカ?
しかし、友が言った「様子を見てくる」よほど悔しかったんだろう。
彼は海へ・・・友情を壊してはならぬと僕も海へ・・・だんだん風も強くなりポイントに着くころには、台風の様になってた。
海の色はカフェオレから味噌汁に変わり白波が白髪ねぎのよう。バカを言ってる場合じゃ−ない。ちょっとヤバイ。
二人とも波にのまれながらやっとのことで岸に着いた。連れが言った。「わやだな(この場合メチャクチャと言う意味)」わやだと言う前に海に入るなとも思った。(二人とも波乗りの経験があったにもかかわらず)
僕「なんかうまいもん食って帰ろ」友「うんしかないでんな」と言うことで浜茶でシャワ−を浴び、再び北へ。
僕はその時思った(こいつはただ海に入りたかっただけ?空気と言うか状況見りゃ分かるっしょ)
友が言った「何を食べられられますかなお坊ちゃま」
僕「越前だよなあ〜、越前ったらカニっしょ!」友「ですな」またアクセルに力が入る。
信号で止まっていると海岸沿いに面した民宿のファミリ−が笑顔で手招き。
僕たちはこういうシチュエ〜ションに弱い。
誘われるがまま民宿の二階へ。刺身の盛り合わせに越前カニ、そしてビ−ルを注文。
「おまちど〜さま」クモのような顔のババアが注文した物を持って出てきた!「おおっつ!来た来た???」見ると足の細いやせた小〜さいカニに筋がいっぱいのグロマ(まぐろ)と一緒に・・・味は見たとおりの味。
「トラップだ!」
隣のカップルは一言もしゃべらずただただ海を見てる。
しかも入って注文したとたん愛想が逆転。ビ−ルはヌルイ。僕等はとうとう切れた。
「おい!これビ−ルぬるいガヤ!なめとらへんか!金払わんぞ!」その雄叫びにびっくりしたのか、やたら愛想良くなったクモババアがあわてて言う。
「ごめんなさいね、すぐ変えてきます」一刀両断である。一本のビ−ルを二人で飲み干し刺身とカニの足を一本づつ食べて店を出る。顔つきは二人とも鬼武者。
料金10250円凄く損した気分。
雨脚もだんだん強くなり帰ることにした。
友が土産を買いたいということで、敦賀駅前の魚屋へ、僕はカニへの思いが捨てきれず越前カニをかった。
前に聞いたことがあった。
カニを買うときはかにの甲羅や足についた黒いぶちぶち(海ヒルのたまご)がいっぱい着いてるほど旨いと聴いていたので水槽を見つめながら探した。
「いるじゃ〜な〜い」オヤジに頼んですくってもらった。なぜか嬉しい。
友はサザエが取れなかったのが悔しかったのかぶつぶつ言いながらサザエを買っていた。
帰りに渋滞にはまった。最悪である。エリッククラプトンのブル−スがやけに重たく聞こえたな。
家に帰り買ってきたカニを蒸し蒸しして食べた。どえらい旨い!
海ヒルの話は本当だった。しかも蒸しカニ最高!皆様一度お試しあれって感じ!
まっ、結構ヘビ−な日だったけど最後にカニで上向きでSO〜so〜って日だったかな。