Hungry Mosquito Fly high&Low
最近、昼間は暑いが夜は快適そのもの。
先週末から夜更かしの連続の僕にとちゃあ爆睡出来る大切な時間だ。
昨夜のこと知り合いとの打ち合わせでam一時半頃帰宅。
シャワ−を浴び「さあ、寝るぞ」っと横になったとたんに悪魔が現れた。
何処からともなく忍び寄る羽音。一匹のやぶ蚊である。
思いっきり腹を空かせ僕の耳の元でささやいた「ダンナ〜ごちになります〜」
そうはさせるか!とむっくり起き上がり電気をつけ悪魔よでてこい、と部屋中を歩き回る。
何分にも暗いところに入ってしまうと分からない。奴も保護色だ。
その瞬間!発見!
机の上の灰皿の上に止まっている。
にやりとはん笑い。
そこらにあった紙を丸めばしっ!
その瞬間、灰皿がテ−ブルの上からボトン。「ド−ン!」夜ってこともあって凄い音。ひきつる顔。
既に寝ている親を起こしてしまった。おまけにばら撒かれた吸殻。散々帰りの遅いのにいやみを言われ部屋に戻った。
チクショウ!正に断末魔!
また見つけた!
今度は狂ったようにまた僕をあざ笑うかのように。モスキ−トが高く低く飛ぶやぶ蚊の舞だ。バカを言ってる場合じゃない。
頭にきた!血管の膨らむ音を聞きつつ
悪魔払いの道具を一式取りに行く。(キンチョ−ルに蚊取り線香、ベ−プマット)やりまくった。
のどが痛い。
窓を開け換気。「これだけやりゃ奴ももうおしまいだよな〜保安官」とか訳の分からないことを言いつつ電気を消して横になった。本当にわけがわからなかったんだ!
am2:45
興奮したせいかなかなか寝つきが悪い。
するとまた奴がやってきた耳元で「ぶ〜〜んおやすみですか?」
あああ〜!
ばしっ! 耳をたたいた。耳鳴りがした。
幾度となく襲いかかる羽音。「うわあああああ!」体中がかゆくなりなぜかほてるふともも。涙が出そうだった。
am3:55
また起き上がり再びシャワ−を浴びた。「ああ!もうどうにでもなれ!」と小声でささやきベッドに入り頭から布団をかぶった「あっつい!息苦しい!」
am4:35
あと25分で仕事だ。目をつむったうつうつとした。
「ピ〜ンポ〜ン!」恐怖の呼鈴。
「わり〜!寝過ごした」引きつった顔に微笑で誤る僕は 寝てない。
今日の仕事が地獄の一日だったことは言うまでもない。
そして奴の爪あとは6箇所にも及んだ。
ホッペ、あご二箇所、腕、耳の後ろ、指の間、ふっくら赤く腫れていた。
あのやぶ蚊野郎!今度見つけたら必ず生け捕りにして火あぶりの刑にしてやる!
こう言う経験はきっとみんなあるだろうな〜こう、夏の風物詩っていうか・・・かゆっ